モヤモヤ感やアセリ感の解消の仕方。ルーティンと没頭や二重線を活用します。



多部署をまとめるプロジェクトなど大きな仕事から、細々とした出張精算など小さい仕事まで、仕事てんこ盛りの方はモヤモヤ感やアセリ感を常に感じていると思います。今日は、その解消の仕方をお伝えします。

それは、ルーティンと没頭や二重線をうまく使います。

①ルーティン

まず、ルーティンですが、忙しい時ほどいつもの作業をやらなかったり、変則的な対応をするために、大切な事が抜けてしまって、後で対応することになりがちです。

なので、どんなに忙しくても朝1の仕事は日常的にしているものにします。

例えば、昨日の勤務時間の記録とか、自分と部下の1日の予定確認なんかです。

これをやらないと1日が始まらない作業を決めて、実行します。そうするとヌケモレがなくなり、後でアタフタせずに済んで、アセリ感を少なくできます。

また、1日の業務パターンを崩さないことも大切です。

例えば、眠くなる昼1から3時までは作業系のテレアポをするとかです。

ルーティン業務がない場合、朝10時と昼3時に10分間のコーヒータイムをいつも入れて、日常にルーティンを入れてリズムを整えます。

こうすると忙しい中でも自分のリズム感を維持して、忙しいさに流されにくくなります。

 

②没頭する。

そう、そのままなのですが、仕事に没頭するとモヤモヤ感がなくなります。

ここでは、「集中」よりももう一段上のレベルを意味します。

並列に業務をこなしていると没頭できないことが多いので、一つの業務に絞ると没頭できます。

気がついたら2時間あっという間に過ぎていて、1日の大半の業務をこなすことが出来たなんか、誰でも経験しますよね。

なので、誰にも邪魔されずに没頭出来る環境「がんばるタイム」をつくると課内の業務効率が飛躍的に上がります。

没頭すると充実感がもてて、モヤモヤ感が吹き飛びます。

 

③二重線

これは、分かりにくいので説明が必要ですが、手帳に1日のやることを記載している人は、それができたら二重線でその項目を潰すのです。

手帳は見づらくなるのですが、この二重線の効果は仕事の完了感をずっと味わえる事にあります。

モヤモヤ感は未完了の事項が溜まってくると漠然と感じ始めます。

ですので、二重線を引いて小さい項目からどんどん潰して見えるようにします。

できていない業務は二重線で消せていないので分かりやすく、それに集中して片付けます。

ポイントは1日にやらないといけない仕事は、手帳から付箋に書き出してデスクのいつも見えるところに貼っておきます

できれば二重線で付箋の項目を消していき、1日の終わりに手帳に二重線を引いて見える化します。なお、未完了案件は次の日に繰越させます。

1日に予定していた案件を全て二重線で消せた時は、完了感で満たされますので、モヤモヤ感やアセリ感を潰せます。

小さなことでも「完了させる」と、漠然としたモヤモヤ感やアセリ感は解消されていきます。