守破離 : 係長は「守」だけではいけない。「破・離」をしないと課長になれない。



今日は、係長が課長に昇進するためのポイントをお伝えします。

多くの会社では、組織の階層が少なくなりフラットになってきています。中でも、係長という肩書きのある職位は少なくなっています。

また、課長という会社側の管理職とそうでない係長との役職の差は大きく、あたかも見えないガラスの天井で区切られて昇進できないと感じる人もいるかと思います。

そんなガラスを打ち破るための3つのポイントをお伝えします。

①積極性のレベルを一段上げる。

②勉強する。

③新しいことに挑戦する。

①積極性のレベルを一段上げる。

ベテラン係長の共通点として、言われたことは100点を取ります。

しかし、それ以外はあまり積極性がありません。

課長に言われたからやっている。ルーチンワークを淡々とこなしている。

そんな風に見えます。

もし、あなたが課長や部長であったら、そんな人に会社の一端を任せる事ができるでしょうか。

なので、積極性のレベルをもう一段上げましょう。

言われた事はきっちりやるレベルでは、いけないのです。

プラスαを求められています。

②勉強する。

昇進できない係長は勉強が足りていません。

課長に昇進するためにはどうすればいいのか、勉強しましょう。

課長とはどうあるべきかの本がたくさんありますので、読んで実践します。

自費で課長に関するセミナーに参加する事も検討しましょう。出費の見返りは必ずあると思います。

また、業務に関する勉強もします。

業界の動向、最新のトレンド、生産性の向上など意識して勉強しましょう。

課長としての振舞いを身につけ、業務のレベルを上げるようにします。

自分の成長角度を上げます。

③新しいことに挑戦する。

積極性と実力がついてきたら、新しいことに挑戦してみます。

係の業務を超えたものであれば、なお良しだと思います。

係長は業務を深く知っているのが頼りになりますが、課の業務範囲を全てカバー出来るようにしましょう。

ここでしか100点とれないというのは、あまり感心しません。

ですので、新しいことに挑戦して業務の幅を広げます。

まとめ

係長は、既存の業務をこなしているだけでは、課長になれません。

茶道なんかでは「守破離」とよく言われるのを例にすると分かりやすいです。

型を忠実に守るだけではいけなくて、型を破って、新たな型を作って離れる必要があります。

「離れる」とは係長の職務の延長線上に、課長の職務は無いことを意味しています。

レベルが飛躍します。

なので、それをこなせる能力が必要になります。