リーダーシップ: 人を巻き込むことができる人の3つの特徴
今日は、人を巻き込むことができる人の特徴をお話しします。これを持っていれば、人を巻き込むことができます。
結論からいうと
①情熱がある。
②未来が見えている。
③依頼上手
になります。
①情熱がある。
誤解を避けるためにいうと、情熱的でなくても良いのです。静かでもやりたいことが明確であれば、いいのです。
「私はこうしたい。」
静かに力強くいう人を何人も見てきました。そういう人は「芯が強い」という表現が適しているとも思えます。
「何故そうしたいのか?」
ポイントは、相手が納得して、腹落ちさせる言葉が必要になります。独りよがりのものではいけませんし、黙っていてもわかりません。
ある洋食チェーンの社長は「ハンバーグを食べる人を笑顔にしたいんや。」たったこれだけしか言いませんが、従業員の目が輝きます。
社長:「つらいこともあるけど、みんなありがとな。」
従業員は頷きます。
この会社の従業員の離職率は業界でも最低レベルです。
②未来が見えている。
あるIT会社の取締役は、人工知能(AI)の未来が見えています。それもクッキリと。他の取締役の皆さんは試行錯誤で語っているのに、この人だけは未来はこうなると断言します。
その口調は未来から見て来たかのように自信にあふれています。
それもそのはず、アメリカのAIの有名大学の教授やベンチャーの社長と交流があり、世界の先端の動向が見えているのです。
正しいか正しくないのかは分かりませんが、それくらい専門性が高いと、人は信用せずにはいられません。3年か5年後に日本もそうなる確信があるのでしょう。
こういう人にも、人は巻き込まれてしまいます。
③依頼上手
当たり前かもしれませんが、人を巻き込むのが上手な人は、依頼が上手なのです。
「あなたのこういうところが強くて、この仕事を頼みたいと思っている。」とか
「あなたにはこういう人材になって欲しくて、少し難しけどこの仕事が向いていると思うの。」とか
言われたらどうでしょうか。
その期待に応えたいと思いますよね。
自分のために考えられた仕事は実際はないのですが、そういう持って行き方をされると、依頼された方は俄然とやる気がでるものです。
この時点で完全に巻き込まれていますよね。
まとめ
人を巻き込む力とは、すなわちリーダーシップ力を意味します。
あの人のために働こうと思われるためには、
①情熱がある。
②未来が見えている。
③依頼上手
があります。
3つすべてを持っているとすごいリーダーシップ力を持っています。リーダーとなる人は一つずつでもいいので、備えるようにします。