若手・主任クラスの業務の1点突破の仕方について



今日は、若手・主任クラスの業務の1点突破の仕方についてお話したいと思います。

若手や主任クラスの退職率が高い会社の部長にお役に立てると思います。

まず、彼ら彼女らが辞めないための環境整備です。

課長や係長には、若手・主任クラスが退職したら、査定を下げると事前に通告しておきます。というのも、仕事の面白さと厳しさを親身になって指導する必要があります。

そうすると、係長や課長は親身になって、必死に育てるようになります。しかし、それでもある一定の率で辞められてしまうのが、現実です。

若手の退職率が高くて業績の良い会社はありません。 また、彼ら・彼女らを一人前にするのにそれなりの経費がかかっています。

環境整備が整ったら、1点突破してもらう業務を考えます。1点突破してもらうのは、まだ誰もやっていなくて、若手・主任クラスが得意な業務になります。

それは何か?

営業部門であれば、ICTを使ったデジタルマーケティングやスマートフォンのアプリ関連など40代や50代がやったことのない業務で、将来性のある業務になります。

業務の主体は専門のITベンダーになるかもしれませんが、社内への技術の橋渡し業務なんかがあります。難易度からいえばその方が適切かもしれません。

間接部門であれば、Robotic Process Automation (RPA)で、簡単でたくさんあるルーチン業務を自動化して生産効率を上げるプロジェクトのメンバーに任命するなどします。

つまり、課長・係長も分からないような異端だけど、これからメイン業務となるものを手がけてもらいます。

ポイントは、彼ら彼女らをその業務リーダーとして働いてもらいます。また、社内への理解を深めるために技術勉強会やセミナーを開いてもらって、講師役などを務めてもらいスポットライトを当てます。

こうして、業務の1点突破をしてもらって、グループや課内での独自の地位を築いて、彼ら彼女らに自分自身の存在価値を見出してもらいます。

部長は部内の生産性が上がると同時に、若手・主任クラスの退職率も低減させることができるので、まさに一石二鳥になります。

結局、それらを采配できるのが、できる部長とも言えます。