スーツやシャツは毎年新調すると良いです。
30代がメインの研修の中では、スーツやシャツの毎年の新調をお勧めしています。
というのも、この時期は体型が大きくなりやすく、ズボンのウエストが合わなくなりがちです。
ズボンの「ウエスト出し」だけなら、近くでリフォームしてくれるお店を探しましょう。
1週間程度で仕上げてくれます。
私が近くで見つけたお店は1500円で30分で仕上げてくれました。
3センチ出してもらいましたが (汗)。
スーツをあまり着ない方は要注意です。
いざ必要なときに着れない可能性があります。
スーツの量販店ではウエストにアジャスター付きのズボンが売っていますので、おススメです。
その他、パターンオーダーのオプションで付けている所もあります。
毎年1着ずつスーツを新調していくと、体型にあったスーツが多くなりますし、持っているスーツの痛みも少なくなり、全体として長持ちします。
20代では春夏物と秋冬物のスーツを揃えれず、夏は暑かったり、逆に冬は寒かったりしますが、毎年揃えることでそんな事が少なくなってきます。
たまに冬に夏物を着てらっしゃる方を見かけますが、季節感がなく寒々しい印象を受けます。
スーツを新調する際には、量販店では必ずお店の人にサイズを測ってもらいましょう。
必ず試着して腕の上げ下げや膝の曲げ伸ばしを確認します。
最近のスリムなスーツではスムーズにいかない場合があり、注意が必要です。
また、女性の店員さんが多いスーツ量販店では、女性も安心して体のサイズを測ってもらうことができます。
デパートではパターンオーダーのスーツフェアをやってることがあり、お値段も3〜10万円とバリエーションがあります。
やせ型から太目の型まで4タイプほどのパターンがあり、スーツの生地を選んだ後、最も適したパターンで作ってくれます。
私は規定サイズより腕が長いのですが、ここでは腕の長さをちゃんと測ってもらって、調整してもらっています。
ハンガーで吊っているスーツよりも体に合わせることができ、私のように規定サイズが合わない方には、おすすめです。
フルオーダーでスーツを作る場合、生地もイタリアの高級ブランドなどが多く、お値段が高くなります。お店や生地によりますが、1着10万円以上します。
でも、仮縫いをして体にピッタリなスーツができ、いろんな注文を聞いてくれます。
胸ポケットの形をバルカといいますが、この形をもっと斜めにしてくれとか、チェンジポケットをつけてくれとか。。。
場合によってはお値段が高くなることもあるので、注意が必要です。
役員クラスや経営者の方には、フルオーダーをお勧めしています。
高級な生地は見た感じすぐに分かりますので、そのスーツを着ることで相手からの扱いや自らの立ち振る舞いも変わってきます。
初めての方には私が知っているフルオーダーのお店をご紹介しています。
スーツの通販もありますが、あまりおススメしません。
というのも、自分のスーツのサイズを知っていても、そこで売っているスーツと合わない場合があるからです(スリム型など)。
それで、サイズの交換に手間取ったりします。
ズボンは裾を直したりすると返品を断られてしまいます。
ですので、プライベートで着るジャケットから始めるのが無難です。
色も濃い紺系だと失敗が少なく、グレーやブルー系は写真と実際の印象が変わります。
良いものを安く手に入れるのは魅力ですが、リスクもある程度伴います。
営業部門の方はシャツは消耗品ですので、ある程度の枚数があれば、後は少しずつの定期的な購入がおススメです。
クリーニング店を利用する方は10枚を用意して、その週に着た5枚を週末にクリーニング出すのが、スマートだと思います。
出す時に先週末に預けたクリーニングをもらいます。
皆さんのシャツの使用状況などで一概には同じだとは思いませんが、私の経験だとシャツを5~10枚持っていると、年1枚か2枚買い足していって、襟や袖が擦り切れたりしてダメになるのも年1~2枚出てくるのではないかと思います。
また、購入するのは、必ずしも高価なシャツでなくても良いと思います。
夏場でない限り、お客様の前で上着を脱ぐことはあまりないでしょう。
白のワイシャツでも襟の形で毎日バリエーションをつけるのも、オシャレかと。
昨日はワイドで今日はボタンダウンとか。選ぶのが面倒な方はセミワイドかレギュラーカラーでそろえれば問題ないと思います。
また、スーツ量販店では白だと襟周りと袖の長さが豊富に揃っていますので、自分の体にあったものを選ぶことができます。
あと、自宅で洗濯する方は、アイロンがけの要らないノーアイロンのシャツが便利だと思います。