青ペン先生と赤ペン先生。赤ぺん先生が直した文章も青ペン先生が元に戻します。
月報などの報告書は課長の赤ペンチェックの後、部長の青ペンチェックがされる事があるかと思います。
いわゆる、赤ペン先生と青ペン先生の校正です。
担当者は赤ペン先生の添削を受けた後、次に青ペン先生の添削を受けることになります。
ですので、担当者は報告書が最終化される青ペン先生の文体や傾向を掴んでいます。
でも、赤ペン先生と青ペン先生の添削方法を合わせていないとしたら、どうなるでしょうか。
担当者は青ペン先生の文体で書いても、赤ペン先生に直されるし、逆に赤ペン先生の文体で書いても、青ペン先生に直されることになる。。
ひどい時には、赤ペン先生が添削した報告書は、青ペン先生が担当者の元の文章に修正して戻ってきたりします。。
このやり取り無駄な作業で、担当者には苦痛ですよね。なので、
中間管理職は、上位管理職の方針を良く理解する。
当たり前ですが、これもできていないところがあります。
良いかか悪いかではなく、上位者の方針に従わないと組織として統率が取れません。
部長も本部長の方針に合わせなければなりません。
これも例外はありません。
部長レベルになると、自分の方針を貫こうとする方もいます。
D部長とK部長もその一人でした。
本部長の方針とは異なり、これまでのやり方で業務を行なっていました。
それで、自らの方針に従わない本部長は、どうしたと思いますか?
その会社の取締役でもあった本部長は、組織の無駄を無くしスリム化するという名目で、一挙にD部長とK部長を外し、3部を1部にしまいました。
彼らは肩書も無くなり、部長付きとなってしまいました。
部長にもこのルールが適用されている。例外はない。
物事は根拠などに基づいて、正しいか正しくないかで判断するのが、合理的で効率的なのですが、必ずしも組織にあてはまる訳ではなく、無駄な業務をやめれるわけでも無かったりします。
それが嫌ならその組織を出るしかなくなります。
出る気概がないなら上位者の方針に心酔する方が、精神衛生上良いかと思います。
または、私の二律背反の研修を受けるのもアリだと思います。
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