バックキャスティングの人事異動は左遷にならない。



バックキャスティングとは、未来のある時点に目標を設定しておき、そこから振り返って現在すべきことを考える方法。(デジタル大辞泉より抜粋)

これを人事異動に当てはめてみます。バックキャスティングの人事異動です。

どういう事かというと、例えば、これから3年後に経営企画部で、新規事業を立ち上げるために、5名のプロジェクトチームを編成することをあらかじめ予定するのです。

そのための必要な経験を積んでもらうために、1人はアメリカ留学、2人目は子会社出向、3人目は・・、などの人事異動をするのです。

こうすれば、左遷と捉えがちな子会社の出向や花形部門からの転出も、異動目的が明確になり、異動の必要性と今後のキャリアパスについて、ちゃんとしたストーリーが話せます。

それで、選りすぐりとして期待された人材であるとの扱いにもなります。会社としても、中期的な構想や仕掛けも仕込むこともできますので、一石二鳥の施策になります。

相談を受けたある会社では、これが進行中で経営企画、生産本部、開発本部でバックキャスティングの人事異動が組まれました。

この会社では管理職から運用を開始しましたが、全社員に適用することも考えています。このときのポイントとして、ダメな人を更生させる制度ではなく、ポテンシャルがある人を伸ばす制度にします。

なお、この会社では、バックキャスティングのプロジェクトを公開して、異動の公募制も考えているそうです。現状を変える人事異動はこれまでありましたが、未来を明確に見すえた人事異動はありませんでした。

人材の活性化が進みそうで、今後に期待をしています。また、進捗があれば報告します。



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