自分で自分の脳をだまして、楽しく過ごしましょう。
子供は楽しいことがあると、スキップしたり跳ねたりします。
つまり、受けた感情「楽しい」が脳に伝わり、体に命令が行き、「体をスキップさせたり、飛び跳ねたりする」状態にします。
感情は、脳から命令がいって、体の動作に繋がっています。
楽しい感情=スキップという行動
の等式が脳で成り立っています。逆にいえば、スキップという行動を取れば、楽しいという感情がなくても、自分の脳に「楽しい」を起こさせることができます。
つまり、自分の脳に、行動から情報をインプットして、楽しいという感情にすることができるのです。なので、スキップしながら、落ち込んだり悩んだりできないのです。
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大学生たちにヘッドフォンのテストということで、首を縦に振るグループと横に振るグループに分かれて、テストがされました。
ヘッドフォンから流れる声を聞き取ってくださいと伝え、内容は来年から大学の授業料を上げるというものでした。
同じ内容がヘッドフォンから流れているのですが、そのテストの後でアンケートにヘッドフォンの性能の質問のあとで、大学の授業料を上げることに賛否を問う設問がありました。
この結果、首を縦に振ったグループは、横に振ったグループよりも、授業料の値上げを容認した人が多かったそうです。
つまり、首を縦に振って了承する行動が、脳に伝わって判断に影響したというのです。
なので、行動から脳をだますことが出来るのです。
また、顔の表情も同じで、笑顔の表情である「口角を上げる」と脳が「笑っている」と認識するのです。
だから、これを利用すると笑う感情が無くても、笑っている気持ちになるのです。
しっくり来ない方は、口角を上げて、スキップを3分してみれば分かります。小さい子供がいる方は、子供と手をつないでスキップするだけで楽しくなりますよ。
自分で自分の脳をだまして、楽しく過ごしましょう。