魅力的なリーダーは、メンバーが集まる「旗」を揚げている。
あなたの会社のリーダーは、魅力的でしょうか?
あなた自身がリーダーの場合、魅力的な「旗」を揚げているでしょうか?
それは、メンバーが是非ともやりたい「旗」でしょうか?
今日はリーダーがなすべきことについて考えたいと思います。
リーダーがなすべき事は、少なくとも3つあります。
①やりたい事がある。
②メンバーを集める事ができる。
③メンバーを目的達成まで引っ張る事ができる。
①やりたい事がある。
リーダーは、これを成し遂げたいという、やりたい事が明確になっています。
でも、1人ではできません。
なので、やりたいことを旗に掲げて先頭に立ちます。
その旗をみたメンバーが集まって会社という組織が出来ます。
リーダーは惰性で会社を経営しているのでしょうか?
違いますよね。
寝ても覚めても、これをやりたいという気持ちがあります。
なので、どんな困難があろうとも乗り越えていけます。
これがないと、チームをまとめる事ができません。
会社でいえば、「経営理念」とか「社是」に当たります。
②メンバーを集める事ができる。
魅力的な旗の下にメンバーが集まってきます。
リーダーは、どうすれば目的を達成できるのか、達成すれば社会に対してどんな影響を及ぼしているのか、熱く語れなければなりません。
また、途中での困難の出現と目的を達成した時の見返りなどを丁寧に話します。
リーダーは、すべて見えていないといけません。
会社でいえば、「事業計画」というところでしょうか。
③メンバーを目的達成まで引っ張る事ができる。
目的地に着くまでの道中で脱落やはぐれたりするものが出てきます。
リーダーは目的地をハッキリと指し示して、メンバーを鼓舞して、目的地まで引っ張ります。
会社でいえば、「組織運営」というところでしょうか。
私もある魅力的なリーダーがいる会社の製品を買っています。
顔見知りでも何でもないのですが、ある経済紙のインタビューに載っていたその会社のリーダーの言葉に非常に興味を持ち、その会社を知ったのでした。
その会社はベンチャーですが、世の中を良くしていきたいという理念に溢れており、私もその一助を担いたいと思い、商品を購入しています。
そんな人が多くて、その会社は数十億円の運営資金を獲得したとききます。
応援せずにはいられない会社なのでした。
そこの従業員もお客さんから声援が届くので、やりがいがあると言っていました。
昨今の世の中は、モノやサービスで飽和している分野が多く、差別化できるのはそんな志を持った人や会社ではないかと思っています。
今でこそ小さいかもしれませんが、その会社の実力は計り知れません。
大企業が失った気概を持っています。
逆にいえば、これからの厳しい社会では、そんな会社しか生き残れないのかもしれません。