パターンオーダーで靴を作ってもらいました。
今日はパターンオーダーで作った靴の良い点と悪い点を話したいと思います。
上の写真は、私がパターンオーダーで作った靴になります。
私の足は、幅広で甲高なので市販の革靴で合うものが少ないので、パターンオーダーで靴を注文しています。
そんな方も少なからずいるかと思いますので、ご紹介したいと思います。
結論からいくと、パターンオーダーの靴ですが、
良い点
①足にピッタリの靴が出来る。
②自分の好きなデザインや細部にこだわれる。
③足元を見られても安心。
悪い点
<1>高価になる。
<2>出来るまで時間かかる。
<3>足に馴染むまで時間がかかる。
です。
①足にピッタリの靴が出来る。
お店で自分の足のサイズ、幅、甲の高さを測ってもらいます。
サイズだけでなく幅や甲を測ってもらえるだけで、いい靴が出来そうと感じます。
それで、店員さんが、そのサイズの靴をもってきてくれて、履いて感触を確かめます。
この時、店内を歩いてみて感触を確かますが、私は幅がもう少し広い方が好きとお願いしました。
その幅が少し広い靴を試させてもらい、その靴の型に決定しました。
②自分の好きなデザインや細部にこだわれる。
私は、こげ茶の靴を持っていませんでしたので、それを注文することにしました。
靴のデザインは、つま先に何のデザインもない最もオーソドックスなプレーントウを選択しました。
革の種類も選べましたので、光沢の良いアニリンカーフを選び、靴の中側の革の色も選びました。
靴の中側の色は、仕事用ですのでベージュを選びましたが、プライベート用であればもっと華やかに紫や赤でもいいかもしれませんね。
靴底は、革だとオフィスの床が滑りやすいので、一部をラバーにしてもらいました。
これだと車も安心して運転できます。
かかとは、革とラバーのコンビで、かかとの擦れる部分がラバーで交換可能なものになっています。
これでこだわりの靴を注文しました。
③足元を見られても安心。
注文した靴は革がしっかりしているし、合成皮革との光沢も違いますので、本物であることは見ればわかります。
いいスーツを着ていても、足元が不釣り合いな靴の場合、全体で調子が合わなくなります。
また、靴を脱ぐ場面はそう多くはないのですが、会食などの場面で脱ぐ機会があれば、内側もしっかり作りこまれているので、安心です。
なので、下足番の男性がいる高級料亭でも、負い目を感じる事なく堂々と靴を脱げます。小さい事ですがその自信がつきます。
悪い点
<1>高価になる。
パターンオーダーの靴はいいのですが、なんと言っても値段が高価になります。私のも5万円以上しました。
3万円も出せばいい靴が買えるのですが、さらに高い値段を出す事に躊躇してしまいます。
全てをパターンオーダーにはできませんが、少しずつ揃えていくのが現実的でしょうかね。
<2>出来るまで時間がかかる。
だいたい注文してから、2ヶ月かかると言われました。注文が多い時は3ヶ月かかった事もあります。靴の数が少ない若い人なんかには、向いていないと思います。
待っている間のワクワク感は楽しめますが、そんなのが、まどろっこしい人には向いていません。
<3>足に馴染むまで時間がかかる。
一番厄介なのは、革がしっかりしているので、足に馴染むまでそれなりに時間がかかります。
この作った靴は慣れるまで毎週1日履いて、半年から1年近くかかりました。
1日おきであれば、もっと早くに馴染むと思います。
(毎日履くのは、靴のいたみがはやくなるので、避けます。)
なお、靴の中敷にはコルクが敷いてあって、履いていくとコルクが沈んで自分の足型にフィットしてきます。
それで、足に馴染んだら、とても履きごごちが良くなり、手放せなくなります。
まとめ
パターンオーダーで靴を作ると、自分ごのみの靴が作れます。
高価で手元にくるまで時間がかかるのですが、馴染んだ履き心地は最高です。
一度、作ってみて自分なりに良し悪しを判断されるのが、よいと思います。
修理もしてくれるので、長い付き合いができます。