研修する前に状況を教えてもらっています。



私が研修をさせて頂く会社の研修担当者の方には、事前に対象者が誰で、研修に至る背景と目的を尋ねています。出来るだけ面談させていただいて、状況を理解させてもらっています。

電話でもいいと言われることもありますが、研修に参加される皆さんのお役に立てる様に、ご担当者様になるべく面談させてもらって情報を頂いています。

まず、会社の状況から尋ねるのですが、業界での位置付け、将来展望などをお伺いしています。また、会社の人員構成や風土なども参考情報としてお伺いしています。

ある会社様の研修での出来事ですが、参加される方々が明らかに非協力的でした。コンサルタントはうさん臭いと言わんばかりで、斜に構えた人達が研修に集まっていました。

そのうちの一人が研修の開口一番、「研修なんか適当にやっといてよ。俺たちも適当に聞いてるからさ。」

みんなニヤニヤ笑っています。私は冷静でしたが、語気を強めて言いました。

「御社は〇〇業界で5位、この3年間は売り上げが微減しており、利益率も上位の会社と比較して5ポイント低い。上位の会社さんの研修では、真剣に自分たちの会社について議論していました。」

斜に座っていた人たちも正面を向いて座り直しました。

シーンと凍りついた一場面となりましたが、そこからの研修は皆さんが積極的に参加いただいて大成功となり、研修後のアンケートでもほぼ満点を頂くことができました。

それもこれも、研修担当者様に事前にいろんな情報を頂いていたのが、奏功いたしました。

また、この研修が皆さんの業務の一助になれたことも、コンサルタント冥利に尽きました。


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