小さい会社の部長は、大きい会社では課長クラスの役割ですか?



ある大企業の課長研修でのこと、「うちの会社は大企業なので、この会社の課長職は、小さい会社では部長レベルになる」という発言がありました。そうでしょうか。

この方は役割と規模を混同されているようでした。この会社と系列子会社の位置づけもそのようになっていて、子会社の社長レベルが本社の部長レベルの扱いになっているそうです。それを勘違いされているのかもしれませんね。

また、その系列子会社では、それが当てはまるのかもしれません。

でも、違う会社であれば、規模が小さい会社でも部長さんは部長さんの役割をしていますし、大企業の課長さんは課長さんの役割しかしていません

確かに、その大企業の課長が取り扱う金額は大きいかもしれませんが、彼が発揮しているリーダーシップとマネージメントの役割を見てみると、小さい会社の課長のものと変わりませんでした。



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役割と規模の違いで、一番分かりやすいのが、小さい会社でも役員や社長レベルになった人達です。彼ら彼女らのレベルになれば、大きい会社の部長さんとは視点や役割が明らかに異なっています。

例えば、社長であれば、融資や買収案件などで銀行との付き合いも深くなりますし、法的に訴えられる可能性もありますので弁護士を雇っていたり、コンサルタントを独自に付けていたりします。

会社の全責任を負うわけですから、責任の大きさや孤立感も大企業の部長さんの比ではありません。方針も全部門に係るものを策定しなければなりませんし、それは、前衛すぎてもダメで、時代にあったものか少し先行くものでなければなりません。

株式会社であれば、証券アナリストから批判を受ける立場ですし、株主総会でも批判を浴びたりします。部長は、密室で批判されることはあっても、公衆の面前で批判されることは、まずないでしょう。

リーダーシップを思う存分発揮したい方は、規模が小さくても社長になりましょう。

鶏口となれども、牛後となるなかれ」と昔からいうではありませんか。

小さい会社でも軌道に乗せるのにどれだけのエネルギーがいるのか、どれだけリスクをとるのかなど、大企業の部長さんが知っているとは思えません。

先の大企業の課長さんの話を聞いていると子会社の部長さんに対する「やっかみ」であったり、本社上位意識がでているものでしたが、役割と規模を混同していましたので、私からそれとなくお伝えすると、理解していただくことが出来ました。

公衆の面前で恥をかかさないように物事をお伝えするのは、難しいものです


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