できる部長は、どんなことをしているのか?



「部長研修をしていて、参加した部長からよく尋ねられる質問があります。「できる部長はどんなことをしていますか?」とか「出来る部長と普通の部長の差は何でしょうか?」というものです。

答えはたくさんあるのですが、分かりやすく3つに絞ると以下が必要です。

①仕掛けを作る。

②行動する。

③成果を出す。

詳しく説明すると、

①仕掛けですが、精緻なものは入りません。

しかし、経営者がわかるくらいインパクトが大きいものが必要です。

例えば、「何だか、あそこの部は、優先度の低い仕事を止めるらしい。ネーミングが「〇〇業務改善運動」とか始めるらしいぞ。」など他の部署で話題になる。

また、社会貢献活動をするだけでなく、広報部とタイアップして、社内報に「〇〇部の社会貢献活動を〇月〇日開催しました」に掲載して全社的な宣伝をするなど、「活動」と「宣伝」の複数の仕掛けをします。

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②当たり前ですが、行動しなければ、成果がでません。

しかし、自らの体を動かさなくても良いのですが、部下や周りに行動してもらうように部長はいろんな手法を駆使しなければなりません。

部下のモチベーションを上げて、部下の行動を引き出すのが上手な部長さんは、成果がでるのは自明ですよね。

③最後に成果を出す。当たり前ですが、出しても前任の部長と同じ成果ではいけません。

出したかどうか分かりませんよね。

あと、成果も大きなものがいいですね。

しかし、成果が出やすいのは、インパクトが小さかったりします。

インパクトの大きい成果は難易度が高いし、期間もかかりますので、この難易度や期間を組み合わせて、出る成果のバランスを取ります。

小さい成果がいっぱいでも仕事のインパクトがでないし、すごい成果のタネ仕込んで育てるのに時間がかかって、その間に自分が異動してしまったなんか、バランスが悪くて成果あげれませんよね。

この3つに共通するのは、経営者へのインパクトです。

経営者は、社内報などは見てないようで見ています。

また、会社を飛び越えて社会への貢献も評価されます。

できる部長の取り組みはバランスが取れてて、経営者への訴求ポイントが強く、大きいです。