Unsung heroes : 縁の下の力持ちを課長は承認するべし。
「縁の下の力持ち」を英語では、Unsung heroes (賞賛されないヒーロー)というそうです。
言い得て妙ですね。
しかし、課長はしっかりそういう人を見ていて、承認しなければなりません。
他では承認されなくても、課内では課長がしっかり承認します。
そうすれば、課内はしっかり纏まります。
褒美はいりません。
承認するのです。
つまり、その人の等身大を認めるのです。
褒めて過大に評価するのでもなく、戒めて過少におとしめるのでもありません。
例えば、課員がコピー機の前でコピー用紙を補充していると、一言声をかけます。
課長:「コピー用紙の補充いつもありがとう。」
課員:「はぁ。」(おっ、課長が見てくれていたんだ。)
何気ない会話ですが、そういう積み重ねが信頼を築きます。
あと、「人を幸せにする魔法の言葉」があります。
あなたはいくつ持っていますか。
それを使って、課員の心にさりげなくささることができますか。
難しいですよね。
上辺の気持ちで言ったとしても、通じないのは分かりますよね。
真心を込めて言うのですが、さりげなく言えないと重いし、おかしいですよね。
なので、練習します。
コンビニやファストフードの店員さんに魔法の言葉をさりげなくかけましょう。
ポイントは、一言付け加えます。
「美味しかった。ありがとう。」
「助かったよ。ありがとう。」
その帰る背中越しの店員さんの返答が気持ちの入ったものになれば、合格です。
「ありがとうございました。また、お越しくださいませ。」
そうなれば、そんなあなたもUnsung hero (heroine)です。
あなたは声に出して賞賛されなくても、みんなはあなたを信頼しています。