小さな会社の課長ほど業界活動に参加しよう。
今日は小さい会社の課長ほど、業界活動に参加した方が良い事を書きたいと思います。
このブログは、仕事の幅を増やしたい課長や課長になりたい補佐や係長のために書いています。
会社を説得する。
まず、業界活動を許可してもらうために、下記の3点に注意して自分の会社の上司を説得しましょう。
①あなたが参加する目的
②会社にもたらされるメリット
③費用
①〜③まで適切でなければ、会社は認めてくれないでしょう。
小さな会社ほど、②と③がネックになります。
それでダメなら、諦めましょう。
諦められない人は自腹で行きます。
あなたの年収の5〜10%までで年間の業界活動費用で抑えれるのであれば、参加しましょう。
本では得られない情報や体験ができるので、勉強代として出します。
あなたの会社の名前を使えないのであれば、コンサルタントと称して活動しましょう。
私もかつてそんな事をしてました。
その時の活動が今に生きています。
諦めて後で後悔するよりか、前に進みましょう。
それぐらいの熱量が無いとこれから進めません。
業界活動を開始して、既成事実を作ります。
あなたの活動は無駄になりません。
業界活動する。
まず、業界活動と仕事と家庭を両立します。
月に1回、参加型の勉強会があったり、半年に1度泊まり込みの研修があったりしますので、それぞれを両立できるようにします。
会社に認められない場合、有給を取るか終業時間外で活動します。
そうしていきながら、1〜2年目は両立できる体制を構築します。
他の会社のメンバーは人材育成のため任期で交代する事が多いのですが、自費なのであなたはずっと続けられます。
3年目ぐらいから、分科会やサブチームなどの委員長やリーダーを任せてもらえます。
自分の独自色も出していきましょう。→「旗を揚げる」:リンク
これぐらいから、あなたの顔と名前、人柄と信用度が各参加メンバーに分かってもらえます。
あなたは業界の規制動向や最新情報が分かってきます。
会社の業務に業界活動の情報を生かす。
業界で仕入れた人脈や情報を会社の業務にフル活用しましょう。
会社であなたの知見の早さや深さが認められるようになります。
また、業界が主催する一般研修でもあなたは参加者側でなく、役員・主宰者側や発表者側になっています。
業界の研修でも社外メンバーなど顔見知りが多くなります。
そんな情報が自社に広まります。
「課長、研修会で発表してましたよね。」
会社の業務を疎かにしている訳でもなく、自己研鑽しているあなたの実力を会社も認めざるを得なくなります。
自社が認める。他社も認める。
自社もあなたの業界活動を認めるようになります。
費用も出してくれるようになり、自社の名前で活動するように言われます。
あと、業界でもあなたはこんな人だというのが分かっているので、ヘッドハンティングのお誘いもこの頃から多くなります。
特徴はヘッドハンティング会社を通さずに、業界のメンバーから直々に誘われます。
条件が良ければ、転職しても良いでしょう。
活動の幅を広げる。
自社で活動が認められたら、活動の幅を広げて行きましょう。
これまで、自費でしたが、会社経費で賄えるようになります。
これまで、分科会のリーダーとかでしたが、主要部会のメンバーに声がかかったりします。
それから、業界誌に活動報告を掲載したり、世界の潮流の解説を依頼されたりします。
どんどんあなたの名前が売れ始めていきます。
そうなると、オピニオンリーダーと呼ばれたり、日本代表みたいな感じでアメリカや中国の業界団体と連携する事もあります。
会社でやってる業務は狭いのですが、業界ではあなたは顔役になっています。
あなたは自分にところの係長を分科会に入れたりして、人材育成と会社のプレゼンスをあげる事ができます。
それと、会社の意見が業界に反映しやすくなります。
あなたは部長に昇進されるでしょう。
というのも、課長の肩書で、業界の顔役は釣り合わないですから。
まとめ
会社が小さいところの課長ほど、外に出ていきましょう。
会社と業界と家庭を両立させながら。
名前と顔と人柄を他社に知ってもらうのです。
それで業界の仕事を続けていきます。
そうすると仕事の幅やチャンスがとても増えていきます。